以前、エネオスのポイントについて記事を書きましたが
広く出回っている楽天・dカードのクレカと比較した場合
エネオスカードがどの程度お得になるのかを調べてみました。
結論から言うと、月に8,000円以上ガソリン代がかかるのであれば
エネオスカードは持っておいてもいいカードかなと思います。
楽天・dカードのポイント付与率
通常の1%還元に加え、特別ポイント0.5%が追加で還元とのことで
還元率はトータルで1.5%です。(比較的いいレートです)
得られたポイントは各種提携先でのみ使うことができて
現金でのキャッシュバックはありません。
ENEOSカード
タイプC・P・Sの三種類あります。
タイプCはお買い上げ金額に応じてガソリンが値引きされるシステムですが
タイプPよりお買い得になるシチュエーションがほぼ皆無のため
タイプPとSに絞って説明します。なお、申し込み後もタイプの変更可能です。
タイプP
年会費 | 1,375円 初年度のみ0円 |
ポイント | ENEOSでは1,000円につき30ポイント それ以外では1,000円につき6ポイント |
ENEOSでは給油でのポイント付与はもちろんのことですが
それ以外のサービスでも1,000円につき30ポイント付与されます。
具体的には、車検代行や板金修理代行でも1,000円につき30ポイント付与されます。
基本的に、セルフではない有人スタンドでしかこれらの対応はないかと思いますが
私の住まいの最寄りはたまたま有人スタンドであったため
このサービスでポイントが大量付与されたのは、嬉しかったです。
タイプS
年会費 | 1,375円 1年間で一度でも使えば0円 |
ポイント | 給油代金からすべて2円/L引き それ以外では1,000円につき6ポイント |
基本的には給油代金を値引きするためのカードになります。
1回でも使用すれば、年会費が無料になるのは嬉しいです。
ポイントの有効期限
2年間です。
ポイントの使用先
キャッシュバック | 1,000ポイント→1,000円 |
Tポイント | 1,000ポイント→700ポイント |
JAL・ANAマイル | 1,000ポイント→400マイル |
商品券交換 | 2,000ポイント→1,000円 10,000ポイント→8,000円 |
エネゴリくんタオル | 6,000ポイント |
商品券は、JCB・ジェフグルメ・KNT旅行券・図書カードになります。
エネゴリくんタオルはメルカリで1,500円程度で販売されていました。
マイル交換のレートもいい方ではないので、キャッシュバックが最もお得です。
その他サービス
電子マネー「quickpay」の付与
事前チャージも不要で、専用機器にタッチするのみで決済できます。
お得なキャンペーンはあまり実施されないので、使用頻度は低いですが
TDLは交通系IC or iD or QuickPayしか使えないので(2022年5月現在)
かなり重宝しました。
カーコンビニ俱楽部の5%割引
愛車に傷が入ったりした場合にお世話になると思いますが
店舗数が多くないこともあり、私は使用したことがありません。
ロードサービス
レッカーによる移動が10kmまで無料、
鍵の閉じ込み・タイヤパンクの交換などは30分まで無料です。
JAFの一部代替にはなりますが、JAFの方がサービスはいいでしょう。
JAFの会員である私は、おそらく使うことはないと思います。
レンタカー優待
オリックスレンタカーで10%割引を受けることができます。
私はこの記事を書いて、初めて知りました。
なお、オリックスの株主になれば、30~50%の割引が受けられます。
還元率の比較
ENEOSカード type P の年会費も考慮した還元率は以下の通りになります。
月間利用額 | 楽天 or dカード | ENEOS type P | ENEOS type C |
5,000円 | 1.5% | 0.71% | 1.25% |
7,000円 | 〃 | 1.36% | 〃 |
8,000円 | 〃 | 1.57% | 〃 |
10,000円 | 〃 | 1.85% | 〃 |
15,000円 | 〃 | 2.24% | 〃 |
20,000円 | 〃 | 2.43% | 〃 |
type C はガソリン価格を160円/Lとして計算しました。
単価が安くなると還元率が上がり、130円/Lでは楽天 or dカードと同等です。
見ての通り、月間8,000円以上ENEOSで使用することがあれば
わざわざカードを作る価値があるような結果になりました。
type C は還元率だけみると、わざわざ作らなくてもよさそうですね。
まとめ
メインカードで使用するカードではないですが
地方在住で車での移動を頻繁にする家庭であれば、重宝するかと思います。
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