見ての通り、広島銀行などを経営する会社です。
2020年に広島銀行以外にも、証券会社・リース会社などを子会社化して
ホールディングス経営となりました。
購入動機
- 購入当時、総合利回りが8%
- 株主優待のカタログギフトの内容がとても良いらしい
銀行系は将来性という観点で、個人的には疑問符がついていましたが
利回り8%ならありかなと思い購入しました。
「この優待は本当に続くの?」という意見が散見されましたが
その意見は見事に的中してしまいました。。
優待・配当金情報
権利月
3月と9月です。株主優待をもらえるのは、3月末の権利月のみです。
株主優待
3つありますが、1つ目のものがメインになります。
ギフトカード or カタログギフト or 定期預金の金利上乗せ
2021年までは100株の株主に対してもカタログギフトがありましたが
わずか1年で廃止となり、ギフトカードとなりました。
保有株数 | 優待額 |
---|---|
100~ | 500円分の全国で使えるギフトカード |
500~ | 1,000円分 〃 |
1000~ | 5,000円相当のカタログギフト or 定期預金+0.1%の上乗せ(上限500万円) |
5000~ | 15,000円相当のカタログギフト or 定期預金+0.3%の上乗せ(上限500万円) |
カタログギフトの金額は送料込みとのことです。
定期預金については、広島在住の方以外は選択肢として外れるかと思いますが
上限の500万円預ければ、カタログギフトの金額と同等になりますね。
定期預金から引かれる税金=カタログギフトの送料、といったとこでしょうか。
ひろしま美術館の招待券の進呈
2枚進呈されます。入館料は1,300円なので、利用すればお得ですね。
プロスポーツ観戦・鑑賞券の抽選権付与
広島に拠点を置くスポーツ観戦・交響楽団の抽選に応募できます。
応募可能口数は以下の通りです。
保有株数 | 応募可能口数 |
---|---|
100~ | 1口 |
1000~ | 10口 |
5000~ | 50口 |
当選者数と招待席は以下の通りです。
当選者数 | 招待席 | |
---|---|---|
広島東洋カープ | 10組20名 | 内野指定席 |
サンフレッチェ広島 | 50組100名 | SS指定席 |
広島交響楽団 | 50組100名 | S指定席 |
配当金
年/月 | 中間 | 期末 | 合計 |
---|---|---|---|
2021/3 | 12円 | 12円 | 24円 |
2022/3(予想) | 12円 | 12円 | 24円 |
年間18円を下限として設定し、その年度に得られた純利益をもとに
配当性向31~36%付近になるように最終的な配当額を決定する方式のようです。
投稿日時点での配当利回りは3.33%であり、金融業の中では普通といったとこでしょう。
総合利回り(2022/2/13地点)
保有株数 | 総合利回り |
---|---|
100~ | 4.03% |
500~ | 3.61% |
1000~ | 4.03% |
5000~ | 3.75% |
世間一般の上場企業と比較すると、高利回りかと思います。
ただ、金融業は一般的に4%前後の利回りを持つ銘柄が多く
金融業のみで比較すると、特筆すべき値ではないかなと思います。
私の履歴
2021/5 3月の権利が終わり株価が落ち着いた頃に、611円で100株購入
2021/12 配当金1,200円ゲット
2022/1 優待の改悪発表。投げ売りで売却。645円
トータルで4,600円の利益となったので、よしとします。
優待の改悪ということで潔く売却しましたが、結果としては失敗しました。
見ての通り、投稿日時点で売却すれば10,000円程度の利益が得られましたね。
推測にはなりますが、金融業は個人の株主以外の企業様が多く
優待乞食の投げ売りに対し、買い戻す動きがあったのかもしれません。
まとめ・今後の予定
優待の改悪、という記事になってしまいましたが
現在の総合利回りを他の地方銀行と比較したところ、似たような値となりました。
すなわち今までの優待が異常だった、とも言えるでしょう。
でも続かない優待設定なら、初めから設定しないで欲しかった。。
1,000株以上では地元の名産品を扱ったカタログギフト、が多いですが
数十万円を1つの銘柄に集中させるのはリスクにつながりますので
基本的には他の業種のカタログギフトを探していこうと思います。
どうせ狙うなら、自身になじみのない地域のカタログがいいですね。
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