1本で国内外の債券・株式・REITに投資できるインデックス投資を紹介します。
各種基礎データ
アセットアロケーション
資産の種類 | 割合 |
---|---|
国内債券 | 1/6 |
先進国債券 | 1/6 |
国内株式 | 1/6 |
先進国株式 | 1/6 |
国内REIT | 1/6 |
先進国REIT | 1/6 |
債券・株式・不動産が1/3ずつであり、それを国内と先進国に半分ずつ分けています。
運用スタイル
アクティブ型
資産の種類 | 対象指数 |
---|---|
国内債券 | NOMURA-BPI総合 |
先進国債券 | FTSE 世界国債インデックス(除く日本) |
国内株式 | TOPIX |
先進国株式 | MSCI-KOKUSAI 指数 |
国内REIT | 東証 REIT 指数 |
先進国REIT | S&P 先進国 REIT 指数(除く日本) |
一般的な指数だと思われます。
信託報酬率
0.242%(税込み)
決して高い数値ではありませんが、信託報酬率が安いことで知られる
eMAXIS Slimでこの6資産を個別に購入するよりは高くなります。
もちろん、個別に買うとリバランスする必要があるため大変になりますが。。
基準価格(2021/5/30地点)
12,822円
純資産総額(2021/5/30地点)
238億円
投稿日の1か月前は228億円、5か月前は181億円であったため
順調に増えています。
騰落率(2021/1月末地点)
2016年2月からの5年間の平均値です。
この商品が設定されたのは2017年9月なので、それ以前については
各対象指数を合成して用いています。
この5年間では2.7%であり、見ての通り
債券よりはリスクを取りつつも株式よりはリスクを抑制しており
ほぼ指数通りの動きかと思います。
投稿日から直近3年では7.69%です。
標準偏差(2021/5/30地点)
11.16
競合商品との比較
ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)
野村6資産 | ニッセイ6資産 | |
---|---|---|
アセットアロケーション | 新興国債券・株式なし | 新興国債券・株式なし |
信託報酬率 | 0.242% | 0.175% |
純資産総額 | 238億円 | 7億円 |
騰落率(投稿日から3年) | 7.59% | 7.93% |
標準偏差(投稿日から3年) | 11.16 | 10.74 |
アセットアロケーションはほとんど同じですが
見ての通り、野村6資産は信託報酬率が高く純資産総額が大きくなっています。
eMaxis Slimバランス(8資産均等型)
野村6資産 | eMAXIS 8資産 | |
---|---|---|
アセットアロケーション | 新興国債券・株式なし | 新興国債券・株式あり |
信託報酬率 | 0.242% | 0.154% |
純資産総額 | 238億円 | 949億円 |
騰落率(投稿日から3年) | 7.59% | 7.07% |
標準偏差(投稿日から3年) | 11.16 | 11.71 |
野村6資産は新興国への投資はしませんが、eMaxisにはあるのが最大の違いです。
新興国への投資はリスクが伴うため、避けたい方は野村6資産になると思いますが
それを除けば、eMAXISに分があるように感じます。
騰落率や標準偏差には明確な違いがないですね。
実際に毎月1万円積み立てた我が家の実績
妻が2019年8月から、毎月1万円ずつ積み立ててくれています。
2021年3月までの結果としては、以下の通りです。
現在の評価額 | 元本 |
---|---|
225,068円 | 200,000円 |
コロナショックで2020年夏ごろは数%程度、元本割れしていましたが
その時も積み立てていたおかげで、それなりの評価額となっています。
積立の力はやはり大きいです。
まとめ
「リスクを抑えつつ資産を増やしたい」との希望により
このファンドになったようですが、それなりの評価額となりました。
将来の資産形成として、候補の1つとなるファンドかと思います。
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